災害復旧工事をメインに様々な
工法で作業を行っています。
特殊工法
当社は、地すべりや法面の崩落を未然に防ぐために、現場ごとの地形や地質に合わせた高度な特殊工法を採用しています。リモコン式無人掘削工法や超合金削孔機工法、深礎工法など、最新技術を積極的に取り入れることで、安全性と作業効率の両立を実現しています。こうした工法は、従来の人力施工では困難だった急傾斜地や狭小地でも活用可能で、地域の安心・安全を確保するうえで欠かせない技術となっています。
【具体的な工事内容】
- 山間部や河川沿いの急斜面、土砂災害の防止工事
- リモコン操作による無人掘削機での掘削作業
- 削孔機や深礎工法による地盤の安定性を高めるための基礎工事 等
法面保護工
法面保護工は、風雨や自然現象による法面の風化・浸食を防止し、斜面の劣化や崩壊を抑制するための工法です。当社では吹付モルタル工法や客土吹付工法、山型吹付枠工法などを用い、斜面表面の強度を高めるとともに、長期的に安定した状態を維持できるよう施工しています。景観を損なわずに安全を守ることも重視し、地域の自然環境との調和を図っています。
【具体的な工事内容】
- 道路脇の斜面、河川の堤防斜面、山腹の斜面などの工事
- 土砂崩れのリスクが高い場所への吹付モルタルによるコーティング
- 客土吹付工による植物の根付きやすい環境整備と保護作業
- 山型吹付枠工法による斜面の強度を向上と安定化促進工事 等
抑止工
抑止工は、地すべりを直接的に抑え込むために、構造物の抵抗力を活用する工法です。当社では、グラウンドアンカー工法や鉄筋挿入工法、場所打ち杭工法などを採用し、斜面の移動を物理的に抑制しています。力学的に地盤の変動を防ぐため、特に急激な地すべりの発生が予想される場所で高い効果を発揮します。
【具体的な工事内容】
- 山間部の斜面や道路沿い面での地すべり防止工事
- グラウンドアンカー工法により斜面内への鋼製のアンカーの打ち込み
- 斜面の支持力を強化する鉄筋挿入工や場所打ち杭工 等